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2008年02月08日 (金) | 編集 |
小学校の家庭科で使うための裁縫道具セットを母に買ってもらったとき
「折れたり曲がったりした針を、すぐにゴミとして捨ててはいけない」
と私は諭されました。しかし、針供養の時に奉納するのだ
ということまでは教わったものの、
これまで一度も針供養に行ったことはありませんでした。

私は無精者なのであまり裁縫はしませんが
それでも針というものは折れやすいものです。
ですから、ある程度溜まってくるとまとめて紙に包み、
何となく後ろめたさを感じながら一応手を合わせた上で
ゴミとして処分をしてきました。

針供養という行事は、
新聞やニュースなどで見聞きすることはあるものですが
実際に見たことも参加したこともない、
どこで行なわれているのかもわからない
といった人が、ほとんどなのではないでしょうか。
私もそんな1人でしたが、
つい最近、和裁を習い始めた関係で
今年は新宿の靖国通り沿いにある正受院というお寺さんへ
初めて針供養に行ってきました。

正受院の針供養は、
昭和32年に東京和服裁縫組合が境内に針塚を作ったことが始まりで、
主にプロの和裁士の方々が集まるのだそうですが、
こんな身近なところで行なわれていたとは
全く知りませんでした。

さて、針供養というと
「裁縫の上達を祈願するもの」と紹介されることが多いように感じますが
仕事の道具を大切にする心
ひいては仕事ができることへの感謝の心ではないかと
私は感じました。

何事も「速く、安く」ということばかりに価値を見出す
効率至上主義の世の中にあって
手縫いの和裁という職業は
現代社会の中では見向きもされない遠い存在かもしれませんね。

けれど、賃金の高い職業が優れているわけでは決してありません。
職業に貴賓なし、という言葉もある通り
どのような仕事も社会の中で必要とされていることなのですから
これから子ども達が仕事を選ぶときは、
単に収入面だけを重視せず
自分の適性にも充分に目を向けて職業選択をして欲しい
と思います。
そして、どんな職業に就こうとも
仕事ができるということに対して
常に感謝の気持ちを持って働いて欲しい
と願っています。

働くということは、自分の鍛錬につながります。
仕事を通じて、人はいろいろな事を考え
自分を成長させることになるのですから。






テーマ:キャリアを考える
ジャンル:就職・お仕事
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