2006年04月17日 (月) | 編集 |
おこづかいの税金
岩下家のおこづかいルールに新たな項目が増えました。

今年度から、おこづかいにも税金を課すことにし、
先週末に、この新ルールの告知を子ども達に言い渡しました。

《ルール》
12月末に1年の収支決算を行い、
収入の1%分を翌年1〜3月のいずれかの月で支払う。


また、子ども達と協議の結果、徴収した税金はの使い道は下記のように決まりました。
《使い道》
家族旅行の際、ペット
(と呼ぶのは本当は好きではないです。家族と思っているので・・・)
賢治
(猫です)を病院に預ける際の費用の一部に充当する。

税金については、これまでも日常会話の中で意識的に話をしてきました。
標識やガードレールなどの公共物は税金で作られていること、
故意は当然のことながら、
事故を起こしてそれらの公共物を壊してしまったときも弁償しなければならないこと、
その場合の値段など、いろいろと話題にしていました。
ただ、収入を得たら税金を払う、という基本的なことを
もっと現実的に教える方法はないものかとずっと思案していたのです。

頭で理解していることと、自分に関わる事として真剣に考えるのは別問題ですからね。

そんな中で、以前、楽学生活協会の関係でお会いした
都倉健太さま(東京プロビジョン株式会社代表取締役 http://www.tpv.co.jp/)から
「税金に対する意識を持たせるためには、おこづかいにも税金を課すべきだ」との
アドバイスをいただき、今回の新ルールは生れました。

始めは、日本の現行社会システムに則って、源泉徴収にしようかと考えていました。
また、おこづかいの税金について家族会議をしたときも
やはり夫から源泉徴収にしてはどうか?との話がでました。

ただ、都倉さまから「源泉徴収というのは税金に対する意識を弱めさせてしまう」という
ご指摘を受けていたのと、私自身も以前から源泉徴収については同様に感じていたので、
子ども達の手間は少し増えるけれど、
最終的に『年度末決算後納税』というスタイルに決定しました。

税金はとかく悪者であるかのような言い方をされがちですが
本来は社会を良くするために、国民一人ひとりが応分の分担で助け合うものです。
学校や道路の建設など、個人では対処しきれない問題が
税金というシステムがあることで解決されるのですから。
だからこそ、私たちはもっと税金の使途について感心を持つべきなのです。
自分たちが働いたお金を有効に活用してもらわなければおかしいと思いませんか?

最近は、税金の無駄遣いがマスコミなどでも大きく取り上げられるようになりましたが
結局、私たち納税者が税金の使途に対して、これまであまり関心も払わなければ
チェックもしてこなかったという点も忘れてはいけません。
自分で確定申告をして税金を支払うのは、確かに面倒でたいへんなことですが
源泉徴収されるよりも、ずっと税金に対する意識がシビアになることは間違いないでしょう。

おこづかいの税金は収入の1%ですから、額としては微々たるものです。
それでも、小さいころから「収入を得たら税金を払う」という習慣を持ち、かつ、
「その税金は自分たちの働いたお金なのだから、無駄遣いは許さない」という、
税金に対する意識を育てる事に役立つと思っています。





テーマ:子育て・教育
ジャンル:学校・教育
コメント
この記事へのコメント
おこづかいで納税意識!
岩下様、こんにちわ。みゆぴぃと申します。
ブログとても興味深く拝見させていただきました。
おこづかいを決算して納税制度、すばらしいアイデアですね!
行政サービスへの不信感から、その源泉である税金への嫌悪感が生まれているように思います。
税金制度を通じて、行政、公的なサービスとは、を考える景気になればいいですね。

決算後1%納税としたところもいいですね。
ところで、これは収入の1%ですか?それとも収入−経費の1%ですか?
厳密にするならば、収入−経費の1%としたほうがよさそうですね・・・給与も、収入からみなし経費(給与所得控除など)がマイナスされて課税されるので、そのほうが税金ぽい気がしますが・・・(でも子供には難しいかしら?)
2006/04/20(Thu) 17:48 | URL  | みゆぴぃ #-[ 編集]
課税は「収入に」ではなく「所得に」ですよね
ゆみぴぃ様

コメントありがとうございました。
ご指摘の通り、課税は「収入−経費」に対してが妥当ですね。
うっかりしておりました。

岩下式おこづかいのルールは
1.年齢×400円
2.欲しいものだけでなく、必要なもの(文房具など)も自分で買う  
となっているので、
「文房具・学用品・書籍」あたりが子どもにとっての経費と考えられますね。

貴重なご意見、感謝致します。

まだ開いたばかりのブログですが
今後ともよろしくお願い致します。

2006/04/20(Thu) 23:24 | URL  | 岩下桂子 #-[ 編集]
夫の手助け?(愚痴)
2週間前に本を購入しました。早速実践しています。
本文中にもご主人がなにもしてくれない!と怒っていた
部分がありましたが、本当ですよね。すっごく共感しました。
金銭教育は家族全員で団結しないと・・・。成功しないように
感じます。わがグウタラ夫を参加させる秘訣を教えてください。
2006/05/30(Tue) 07:22 | URL  | あきらめママ #-[ 編集]
子どもが変われば夫も変わる!
あきらめママさん、コメントありがとうございます。

男の人って、
妻の言うことには耳を貸さなくても
同じ事を子どもが言うと
意外と聞くんですよね。

だから、我が家の場合、
おこづかいトレーニングによって
子どもに節約意識がついた結果、
子どもがパパに注意するようになりました。

「パパ、電気つけっぱなし!もったいないよ!」
な〜んて子どもに言われると
その後は、結構気をつけるようになるんですよ。
もちろん、しばらくすると忘れますが・・・
で、また子どもに言われる、という繰り返し(笑)。

私の代わりに子どもが言ってくるれるようになっただけでも
かなり夫に対しての私のストレスは減りました。

長い時間をかけて形成された悪い習慣というのは
なかなか一朝一夕には直りません。
特に本人に意識がない場合は、難しいです。
日々の生活に関与していない男性は、言わずもがな、ですよね。

まずは、おこづかいトレーニングで
子ども達の意識改革をして
その波及効果を狙いましょう!!

今の世の中、特に日本では
誰かが必ずしなければならない、あたり前の仕事に対して、
つまり子育てや家事労働、ボランティアなどの
アンペイドワークに対しての評価は
0に等しい状態です。

金銭教育は、こうしたアンペイドワークの正当評価を進めるためにも
絶対に必要だと私は思っています。
それは、私たち女性の地位向上につながるはずだからです。

次世代の子ども達が、
もっと平等な社会で暮らせるようにしたいですね。






2006/05/31(Wed) 00:18 | URL  | 岩下桂子 #-[ 編集]
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